■蕎麦切り包丁の特徴
安来鋼青紙を十数枚積層に重ね合わせた切れ味耐久性にすぐれた蕎麦包丁。通常30cm〜33cmの長さの包丁が一般的だが、360mmの刃の長さは、一度に長めに幅出しをした大量の蕎麦をスライドして切ることが出来る。前にスライドして切るにも余裕をもってスライドできるため、多くの蕎麦打ち上級者やプロの切りの技術を支えてきた。
■詳細説明
プロになると、毎日何千打もの、蕎麦切りを行う。包丁がまな板に当たる衝撃。その衝撃に耐えうる強い包丁が求められいる。安来鋼青紙の鋼を何層にも重ねた積層鋼は、耐久性に優れ、永が切れする。出来る限り手首の負担を軽減されるようバランスや重心を一丁一丁確認しながら加工する使い手の気持ちを考えたプロが認める蕎麦包丁。
■蕎麦切りの名人の要望に何度も答え進化してきたそば包丁。
360mm通常使用されている包丁では最長である。刃先から手元に至るまで鋼の厚みを部分的に変え、一切の無駄を無くすことで軽量化に成功。最良のバランスと使い手の力がスムーズに包丁本体に伝わるよう設計した。ブレが少なく蕎麦の生地に抵抗無く入り込む。蕎麦の角が立つ均一な蕎麦は、茹で上がりに差が出き、歯ごたえや、味にさえ影響がでる。「より美味しい蕎麦」にしたい。使い手と作り手の共通の思いがそこにある。
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